鳥取大医学部合格実績!模試6割以下からの数学の勉強法を紹介!

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まずはセオリー通りの基礎固めからスタート
医学部への対応のための難しい問題に苦戦
基礎と応用を行ったり来たりする夏
難しい問題にこだわりすぎてはいけない。青チャートで解き方がひらめくことを狙う
まとめ

基礎から応用へと進む流れの中で、所々「抜け」が見られるまま難しい問題へ取り組もうとする受験生はよく見られます。医学部では多くの大学が数学を重視するため、数学で確実な得点は重要。何度も地獄を見ながらも医学部への切符を掴みます。

まずはセオリー通りの基礎固めからスタート

2月のスタートから『数学 基礎問題精講』で基礎固めを始めます。『数学 基礎問題精講』は、基礎問題をベースに内容を掘り下げ、さらに演習を行うという流れで基礎固めをすることができます。

ここまで順調に2ヶ月で終了させて『理系数学入試の核心 標準編』に入ります。理系入試に頻出するタイプの問題を集めた参考書で、基礎からの実戦レベルの問題への対応力の獲得を目指すことに。ペースとしては順調でしたが、問題形式の『理系数学入試の核心 標準編』では苦戦してします。出来ない問題が多くなり、確認テストでランダムに出題されると手が出せなくなることも。

明らかに基礎が定着していないことが分かったため、『数学 基礎問題精講』を復習することで基礎固めも並行して進めます。

医学部への対応のための難しい問題に苦戦

理系数学入試の核心 標準編』では苦戦してしまったため、やる気も失いかけます。そこで、勉強のペースの立て直しが急務に。『やさしい高校数学』で立て直しを図ります。『やさしい高校数学』は『数学 基礎問題精講』よりも簡単なレベルの参考書ですが、詳しい解説が載っているため基礎固めの復習をしながら対応力をつけるには良い一冊。

入試レベルの問題に入り、苦戦したことでモチベーションを失いかけますが、一度簡単なものに戻ることでやる気を取り戻していきます。『やさしい高校数学』をひと通り終えたあとは『やさしい理系数学』に取り組みます。しかし『やさしい理系数学』にはまたも苦戦してしまい使いこなせず、暗記で乗り切っているような状態に。基礎固めと入試問題への対応への両立に苦しみます。

基礎と応用を行ったり来たりする夏

やさしい理系数学』は別解があったり、解説がシンプルであることなど、まだ十分な力が付いていない状況では逆に混乱させてしまう結果になりました。そこでひと通り終えた後に、『頻頻出レベル 理系 数学』に取り組みます。

頻出レベル 理系 数学』は理系難関大に頻出する複数分野にまたがった問題を丁寧に解説している参考書です。基礎や解き方を確認しながら様々な参考書の演習を初見で取り組むなど実力アップを狙いますが、7月末のマーク模試では数IIBは6割程度。勉強した成果を結果に結び付けられない状態です。

この頃の志望校は名古屋大学であったため『やさしい理系数学』を使って対策をするものの、難易度の高さに進めるのに時間がかかり、また心が折れてしまいます。『やさしい理系数学』を参考書として進めながら、10月のマーク模試を一区切りに過去問演習に取り組み始めます。

難しい問題にこだわりすぎてはいけない。青チャートで解き方がひらめくことを狙う

やさしい理系数学』を参考書にしながら、過去問演習を行います。数学での手応えを感じることが出来ないまま進んできました。

名古屋大学への対応は厳しいのではないか、ということから受験校として産業医科大学も視野に。国公立医学部の中でも出題される問題が難しくない大学を想定しての切り替えを図ります。名古屋大学への志望を考え、うまく進められない『やさしい理系数学』にこだわるあまり、基礎の「抜け」や演習力が身に付けられていませんでした。

過去問演習でこれまで学んだことを復習しながら、初見の問題演習も行い演習力も高めていきます。12月後半の共通テスト対策を行い始めるタイミングで『チャート式基礎からの数学 I+A(青チャート)』を追加し、基礎の見直しと「抜け」を埋めることを意識して取り組みます。

1月のセンター前後から『チャート式基礎からの数学 I+A(青チャート)』のみを問題集にし、鳥取大学を受験校に定めました。『チャート式基礎からの数学 I+A(青チャート)』は問題の網羅性が高く、1つの分野でも様々なタイプの問題と解説が載っています。

問題を見た瞬間に解き方がひらめくことを目標にし、演習での対応力をより高めていきます。最終的には、過去問より問題集の方が難しいと感じるほど、成長が実感できるようになります。その成長の実感を持ち、鳥取大学への合格を掴みとります。

まとめ

医学部など数学の問題レベルが高い傾向にある大学を受験する際には、難しい問題に取り組む必要があります。しかし、基礎が十分に固められていないまま難しい問題に取り組んでしまい地獄を見たというケースです。難しい問題に拘りすぎるあまり、基礎が抜けていると難しい問題に対応できません。

その対応出来ないという意識が、モチベーションまでもを失うことも。基礎と応用をバランスよく行ったり来たりしながら、抜けを無くしていく戦略を考える必要があります。そして何より、モチベーションを失ってしまっては勉強そのものの質が悪くなってしまいます。難しい問題が出るから難しい問題を解こうとするのではなく、モチベーションを失わないように出来る問題を増やしていくことも考えなければなりません。

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